承認が遅い会社は期限がない|SLA未設定の落とし穴と作り方

承認が遅い会社は期限がない|SLA未設定の落とし穴と作り方

承認が遅い原因は忙しさだけではありません。SLA(期限)未設定で起きる問題、申請種類別の期限の決め方、督促・エスカレーションの設計まで具体的に解説します。

承認が遅い会社は「期限」がない:SLA未設定の落とし穴

承認が遅いのって、承認者が怠けてるから…だけじゃないです。
多くの場合「期限」がなくて、優先順位の勝負で負けているだけです。

SLA(期限)を入れると改善しやすいんですが、期限だけ入れると揉めます。
なので、期限は「督促」「エスカレーション」とセットで作るのがコツです。

先に結論:SLAは「申請を3段階に分けて期限を付ける」と現実に合いやすいです。

区分 期限の目安
日常 経費・交通費 1〜2営業日
計画 購買・発注 3〜5営業日
重い 稟議・契約 1〜2週間

ギフト:SLAは「短くする」より「予測できる」方が現場に効きます。締切が読めると段取りが組めます。

SLAがないと起きること

  • 後回しになる:緊急度が見えないので優先順位が落ちる
  • 催促が個人戦になる:申請者が気まずい役を背負う
  • 出口がない:止まった時に誰も動けない

SLAの作り方:まず「種類別」に決める

全部に同じ期限を付けると現実とズレます。
だから、申請種類ごとに「現実的に処理できる期限」を置きます。

申請種類 期限の基準 補足
経費 締め日に間に合う 未承認が溜まりやすいので短め
購買 納期に間に合う 関係部署チェックの時間も含める
契約 レビュー期間を確保 例外(緊急)入口もセットで用意

ポイント:SLAは「守れない数字」を置くと形骸化します。まずは守れる範囲で置いて、あとで調整する方が整います。

督促とエスカレーション:期限だけにしない

期限だけ入れると「遅れてる!」が刺さって揉めやすいです。
なので、督促は淡々と、出口(エスカレーション)を用意します。

  • 督促:期限前日+当日朝(未承認者だけ)
  • 出口:代理承認 or 上位者へ自動切替
  • 記録:期限超過・切替の理由をログに残す

今日やること(Step1〜3)

  1. Step1:申請を「日常/計画/重い」の3段階に分ける
  2. Step2:それぞれ守れる期限(SLA)を置く
  3. Step3:期限超過時の出口(代理/上位者)を一つ決める

質問と回答

Q:SLAを入れると、承認者が反発しない?

A:反発は「個人を責める形」になると出やすいです。申請種類ごとに期限を置き、督促は自動で淡々と、出口も用意しておくと運用として受け入れられやすいです。

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